検証事業

テスト計画とは、お客様と共に目標となる品質を定義し、TMLがその品質をどういった手段で実現するのかを決めていく作業です。

しかし、品質というのは一律に定義することが難しいものです。
テスト対象には業務システムや一般Webサイトの他、コンシューマーゲーム等もあり、プラットフォームまで考慮すると実に多くの種類が存在しますし、お客様の要求事項に至っては千差万別です。

それでも、作業期間や予算といった各種制約がある中で、何を優先すべきか、どんな手段が効果的かを考え、経験豊富なテストエンジニアがお客様にとって最適なテスト計画を立案します。

テスト計画で定めた方針に従い、テスト対象に関して開示された情報（仕様書やアプリ本体等）から、テストすべき具体的な内容を作成（設計）していきます。

ここでは常に「第三者の視点」で考えることを心がけます。
こうすることで、たとえテスト設計が仕様書通りになされていたとしても、あるいはテストの結果がテスト設計通りになったとしても、「何か変だ」という気付きに繋がります。

このように、テストで検出した不具合だけではなく、仕様の不備（の疑い）についてもお客様にフィードバックし、より良い品質を目指します。

テスト結果を集計・総括し、テスト計画で定めた品質目標の達成度合いを評価します。

例えば、テスト対象の開発規模に対して、テスト実施数や不具合検出数が妥当だったのかを、IPA等の公的機関が公開している統計データの他、TMLに蓄積されたデータをもとに評価することも可能です。

これらを報告書としてまとめ、納品致します。
また、必要に応じて報告会を実施します。